- 目標がない平凡な日常に不安を覚えている人
- 目標が思い浮かばない人
- そもそも目標は持つべきなのか疑問な人
目標がなく、なんとなく平凡な日々を坦々と過ごしていると、「自分はこのままで良いのか?」と不安になってくるものです。
そのような方に向けて、本記事では目標の見つけ方について記載していきたいと思います。
この記事を読めば、
- 目標がない人のありがちパターン
- 目標を見つけるために必要な2つのステップ
が分かります。
目標がない理由

目標を持っていない人は、なぜ目標を見つけられないのでしょうか。
自分が夢中になれることを見つけられていない
基本的に、目標は夢中になれること・本気で取り組めることの延長線上にあります。
例をあげると、以下のようなイメージです。
・プログラミングに夢中 → いずれは自分が作成したアプリを世に広めたい
・海外旅行が大好き → ヨーロッパを全制覇する
そのため、目標がないと感じている人は、本気で夢中になれることが見つけ出せていないと考えられます。
夢中になれることが見つけられていない人は、新しいことにチャレンジせず、自分が知っている世界の中に閉じこもっている場合が多いです。
現状の生活の中でも夢中になれることが見えてこないので、新たな発見がないと、当然ながら自分が達成したい目標も見えてきません。
何事も中途半端になっている
目標がない人は、物事に中途半端に取り組んでしまっている可能性があります。
先に述べたように、目標は本気で取り組める物事の延長線上にあります。
中途半端に取り組んでしまうと、その先にある自分のイメージが見えてこず、結果として目標に落とし込むこともできなくなってしまいます。
野球部の高校生を例に挙げてみましょう。

練習辛い。ちょっとバレないように上手くサボってやろう
上記のような高校生が、日々ダラダラと部活に取り組んでいたのでは、当然ながら「甲子園に行きたい」「スタメンを取りたい」といった目標が生まれてきません。
仮に、もともと目標を掲げていたとしても、中途半端に取り組んでいれば、それは形だけのものになってしまいます。
このように、物事に中途半端に取り組んでいると、目標が見えてこなかったり、目標として定義したと思っていたことが形だけのものになったりするのです。
目標を見つけるための2つのステップ


目標がない人が目標を見つけるためには、以下のステップを踏む必要があります。
- 夢中になれることを見つける
- 夢中になれることに全力で取り組む
それぞれに分けて、ご紹介します。
STEP1:夢中になれることを見つける
目標を見つけるには、夢中になれることを見つける必要があります。本気で取り組めない物事では、目標も立ちません。
夢中になれることの見つけ方を2つご紹介します。
新たな経験を増やす
夢中になれることを見つけるためには、新たなことにチャレンジする必要があります。現状の生活の中で夢中になれることが見えてこないのなら、新たなことに多くチャレンジしましょう。
以下に例を挙げます。
・家にこもってスマホしかしていないのなら、行ったことの無い地へ出かけてみましょう。
・普段料理をしない方は、食材を買いに行って何か作ってみましょう。
視野を広げてみれば、今まで気づかなかった発見がありますが、知らないことを知ろうと動いてみなければ、この発見はありません。
今やっていることに+αの工夫を取り入れてみる
今取り組んでいることに+αの工夫を取り入れてみることも1つの手です。
例えば、一番取り組みやすいのが、普段の仕事です。普段の仕事にだらだらと取り組んでいるのであれば、
・作成する資料のクオリティを上げる
・仕事に関連する資格を取得し、業務に関する知識を広げる
など、とりあえず今の仕事をいつもより少しアレンジしてみてください。徐々に周囲から評価・称賛されることも増え、「仕事に夢中になっていた」と思うことでしょう。
また、例えばダーツをよくやるという人は、マイダーツを購入するなどの工夫をしてみましょう。
気分も上がり、練習をすることも増え、次第に成績も上昇し、気づいたらダーツバーに通い詰めているかもしれません。そして、「ダーツに本気で取り組んでいた」と思えるようになります。
このように、今取り組んでいることやたまに取り組むことに、もう1段階力を加えてみると、気づいた時には夢中になっていることがあります。
STEP2:夢中になれることに全力で取り組む
夢中になれることが見つかったら、そのことに全力で取り組みましょう。「全力で取り組む」とは、「より困難でレベルの高いことにチャレンジする」ことです。
「仕事に夢中になっている!」と気づいたならば、もっと困難なプロジェクトのメンバーに立候補してみましょう。「ダーツに本気で取り組んでいる」のならば、大会に出場してみましょう。
このように、1つステップアップしたチャレンジをすると、「プロジェクトを成功させる」「大会で勝つ」という目標が自然と生まれてきます。
つまり、全力でチャレンジすることにより、目標が喚起されるのです。
物事に全力で取り組んでいると、挫折が待っているはずです。
例えば、困難なプロジェクトは当然大きな壁がありますし、経験豊富な人が参加する大会では、自分との実力差を目の当たりにするでしょう。
このとき、考え方のパターンには以下の2種類があります。
- もう無理だと諦める
- 悔しいと思い、折れずに立ち上がる
前者を選択すれば、その時点で終了ですが、後者を選択すれば、再度困難に立ち向かいます。
後者を選択した時点で、「プロジェクトを絶対成功させる」「ダーツの大会で優勝する」という「真の目標」が出来上がるのです。
つまり、物事に全力で取り組み、折れそうになっても乗り越えることで、明確な「目標」ができあがるのです。
まとめ:目標を見つけるための2ステップ


以上、目標を見つける方法を記載してきましたが、まとめると次のようになります。
夢中になれることを見つけるためには、
- 新たな経験を増やす
- 今やっていることに+αの工夫を取り入れてみる
物事に全力で取り組み、困難にチャレンジすることで、自然に目標ができあがる。
さらに、挫折を乗り越えることで、より明確な目標となっていく。
いずれにせよ、まずは行動しなければ何も見えてきません。目標がなく悩んでいる方は、目標を見つけるための行動をどんどん増やしていっていただければ幸いです。
ありがとうございました!

