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「前向きに仕事をするためのノウハウ」を発信している人。人材・HR関連業界で7年ほどサラリーマンとして奮闘。業界知識や実体験をもとに「仕事」「働き方」「マインド」に関する記事を中心に執筆。直近5年間は在宅勤務で引きこもりがち。転職成功実績あり。その他、ファイナンシャルプランナー、情報技術者などの資格保有。中小企業診断士勉強中。

【辛い】上司に怒られたことが頭から離れない!気持ちを楽にする方法

【辛い】上司に怒られたことが頭から離れない!気持ちを楽にする方法
この記事はこんな人におすすめ

上司に怒られて辛い…

怒られたことが頭から離れない

自分が原因で怒られたかもしれないけど、ちょっと納得いかない

普段仕事をしていると、ミスやトラブルで上司・先輩に怒られてしまうこともあるのでないでしょうか。

そんな時、すぐに気持ちを切り替えられる人ばかりではなく、切り替えられないまま引きずる人もいます。後者は決して珍しくはありません。

でも、落ち込んでモヤモヤしていたのでは、ストレスを抱えたままになってしまい、仕事もはかどりませんよね。

本記事では、「怒られた時の状況がフラッシュバックしていつまでも引きずってしまう」という人に向けて、気持ちを楽にし、モヤモヤを解消する方法をお伝えしたいと思います!

目次

上司に怒られた!モヤモヤする気持ちを楽にする方法

上司に怒られた!モヤモヤする気持ちを楽にする方法

本記事でご紹介する、怒られてモヤモヤする気持ちを楽にする方法は下記の3つです。

  • 怒りのメカニズムについて知る
  • プラスに捉える
  • 気分転換をする

順にご説明します。

1. 怒りのメカニズムについて知る

怒られたことが原因でモヤモヤしているのであれば、自分をモヤモヤさせている「」を知ることが最初のステップです。ここでの「敵」とは、実際に自分のことを怒った上司・先輩の「怒り」の感情です。

では、「怒り」という感情はどのようなメカニズムで発生するのでしょうか。

「怒り」は「二次感情」

まず、「怒り」は「二次感情」ということを頭の中にいれてください。

二次感情とはいったい何でしょうか?

「怒り」は二次感情
「怒り」は二次感情

二次感情というのは、最初の感情(一次感情)の次に生まれてくる感情です。

ある物事に出くわし、心の中で「不安」「悲しい」「嫌い」「驚き」などのネガティブな一次感情が生まれます。

その感情が次第に大きくなり、いっぱいいっぱいになってしまうと、新たな感情が生まれてきます。

この時変化した感情こそが「怒り」です。

例を挙げてみましょう。

「怒り」の発生例

会社で、とあるプロジェクトに参加していたAさん。上司に急遽数時間後の経営層向けの報告会で使用する報告書の作成を命じられました。Aさんは一生懸命報告書を作成して提出しました。

Aさん

部長!できました!

部長

お、期待して待ってたよ!どれどれ

部長

(ん?思ってたのと違う)

部長

(あーもう手直しする時間ないし、、)

部長

・・・

部長

こんなんじゃ話にならん!報告会間に合わないじゃないか!
どうしてくれるんだ!

Aさん

す、すみません。。。
(せっかく時間ない中頑張ったのに・・・)

上記パターンでの上司の感情をよく見てみましょう。

まず、時間がない中、Aさんに期待して報告書の作成を依頼しました。Aさんも時間がない中急いで仕上げ、上司に提出しました。

上司は報告書を確認した結果、思っていたものと違う内容だということを認識し、「がっかり」という感情が生まれてきたと思います。

期待していたにも関わらず、期待通りの内容ではない。さらに、報告会が刻一刻と迫っている。次第に「焦り」という感情が溢れてきます。

そしてついに、「怒り」という感情に変わりました。

これが、「怒り」という感情が発生するまでのメカニズムです。

怒っている人は最初から怒っているわけではなく、

最初は別の感情が生まれ、次第にその気持ちが溢れて余裕がなくなり、二次感情として「怒り」が生まれてくる

のです。

特にプライベートなど他の場面でも、ストレスを抱えている人は一次感情を蓄える余裕が少ない人が多く、「怒り」が生まれるスピードが速くなってしまいます。

もしかしたら上司も子育てや家庭内環境によるストレスを抱えており、ついつい「怒り」の感情をぶつけてしまったのかもしれませんね。

「怒り」は「期待」の裏返し

これはよく言われることですね。

上記の例で行くと、部長は報告会の資料を早く、かつ納得のいく内容で提出することを期待していました。

予定通り早く受け取れたのですが、残念ながら内容が期待していたものに届いていませんでした。

理想的な状態と現状とのギャップが埋まっていないことに気づき、そのギャップが「怒り」の大きな要因となったのです。

そもそもギャップを埋める役割を期待していない場合は、「怒り」に繋がるような一次感情は沸いてきません。

つまり、怒りは期待の裏返しなのです。

2. プラスに捉える

怒られたことを引きずらず、切り替える方法としては、プラスの捉え方をすることが有効です。

上記の例のように、上司が怒っているのは自分に「期待」しているからなのです。嫌いだからではありません。

「自分は期待されている」と捉えるようにしましょう。

とはいえ、すぐ捉え方を変えることができる人や元からポジティブ思考の人もいれば、プラスに捉えるのはなかなか難しいと思う人もいます。

でもご安心ください。

捉え方というのは一種の「クセ」であり、意識して繰り返し実践すれば修正可能

なのです。

まずは深呼吸しながら冷静に怒られた瞬間を振り返り、怒った相手があなたにどんなことを期待していたか、考えてみてください。

相手の気持ちが想像でき、自分の気持ちが落ち着くのではないでしょうか。

3. 気分転換する

モヤモヤする気持ちを和らげる方法として、気分転換は極めて重要です。

人間はひとつのことにしか集中ができないので、好きなことに没頭しているときは、上司に怒られたことはいつの間にか忘れています。

大切なのは、没頭するということです。

嫌なことを思い出すことが無いよう、思う存分気分転換するようにしてください。


もし、「没頭できることがない」という人は「思う存分気分転換できない」ということですので、怒られたことによるストレスを溜め込んでしまいます。

ストレスを溜め込まないよう、没頭できることを1つでも見つけておくことをおすすめします。

これで解決!上司に怒られないための方法

これで解決!上司に怒られないための方法

ここまで、上司に怒られたことを引きずってしまう人のために、モヤモヤの解消法をお伝えしました。

ここからは、そもそも上司に怒られないようにするための方法をご紹介します。

  • 上司とのコミュニケーション強化
  • 環境を変える

上司とのコミュニケーション強化

怒られないようにするためには、上司とのコミュニケーションを強化することが最大の手段です。

上司はあなたに何らかの期待をしています。

あなたがこの期待に応えることができなかった場合、上司の「怒り」の感情は生まれやすくなってしまいます。

そのため、上司とのコミュニケーションを深め、上司が何を期待しているのかを明確に理解し、それに応えられるように努力することが重要です。

環境を変える

  • 理不尽に怒られる。
  • 自分の主張について、聞いてすらもらえない。
  • 失敗したときに努力したプロセスを受け入れてもらえない。

上記のように、上司とのコミュニケーションが難しい場合、上司本人に問題がある可能性が高いです。この場合、あなたがいくら頑張っても、良い方向に進むことは難しいでしょう。

世の中には色々な人がいるので、どうしても分かり合えない人はいます。

我慢し続けることは何も良いことがありません。

努力しても難しければ、「部署異動希望を出す」「転職する」など、環境を変えるのがベストな選択肢です。

明るい未来を想像し、思い切って新たなフィールドでチャレンジすることも考えてみてください。

環境をすぐに変えるのが難しい場合、社内の相談窓口を利用することも手です。もしかすると、上司の言動はパワーハラスメントに該当するかもしれません。

とにかく、1人で抱え込まずに周囲の人に相談することが重要です。

まとめ

ここまで、上司に怒られてモヤモヤする気持ち和らげる方法と、怒られないようにする方法を解説してきました。

「怒られたことを引きずってしまう傾向がある」という人は、是非本記事の内容を頭の中の引き出しに入れておいていただけますと幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

「前向きに仕事をするためのノウハウ」を発信している人。人材・HR関連業界で7年ほどサラリーマンとして奮闘。業界知識や実体験をもとに「仕事」「働き方」「マインド」に関する記事を中心に執筆。直近5年間は在宅勤務で引きこもりがち。転職成功実績あり。その他、ファイナンシャルプランナー、情報技術者などの資格保有。中小企業診断士勉強中。

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